漢方とは

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漢方の基本

漢方とは、薬だけではなく、食事(薬膳)や鍼灸、気功など、全体的な健康を考える方法です。私たちの目指すのは、自然治癒力を高め未病を予防することです。

未病について

「未病」とは、まだ病気ではないけれど、体調に不安を感じる状態のことです。例えば、肩こりや不眠、冷え性などがそうです。漢方では、これを予防することが大切だと考えています。



陰陽五行説

漢方の考え方の中心にあるのが、陰陽五行説です。

陰陽説は、世の中に存在するものを陰と陽に分けて考え2つの性質で成り立っているという考えで、五行説は、自然界を木、火、土、金、水の5つに分類し、この五行と臓器を関連付け、診断や治療に応用しています。

五臓六腑の五臓を「木=肝」「火=心」「土=脾」「金=肺」「水=腎」
六腑は「木=胆」「火=小腸」「土=胃」「金=大腸」「水=膀胱」「三焦」に分けて考えます。

 

 

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五臓は「気、血、津液」を作り出す器官で体を構成する成分の役割をもっています